覚え書き

有象無象の社会人のうちの一人が考えを整理する場所です。同じようなことを考えている方の役に立てれば幸いです。

台風一過、日常へ帰る

台風なんか無くても、私たちの日常は充分すぎるほどに壊れていると思う。

毒されている。見えなくていいはずのものに触れる日々。習慣的に他人の独り言が見えるなんて、改めて考えてみれば恐ろしいことじゃないか。

何かに託けて其れを正当化する。もはや存在自体が前提になってしまっている。

価値観の奔流に呑まれている私たちは、台風が過ぎ去っても日常へと帰るだけなのかもしれない。