覚え書き

有象無象の社会人のうちの一人が考えを整理する場所です。同じようなことを考えている方の役に立てれば幸いです。

誰かが「そこに居たい」と思える理由になること

月並みだが、私はひたむきな誰かに力を貸し続けていたいと思う。 現実に打ちのめされ、怒りや絶望に支配されそうになる度に「これではいかん」と思い出させてくれる人たち。周りにいてくれるそんな人たちに心からの感謝と、心ばかりの力添えができれば良いと…

四半世紀の其の先は

ひとつ歳をとった。これで四半世紀生きたことになる。 いっそ堕ち切ってしまえばいいと思いながら重い足を引き摺り、目にしたあらゆるものに自分の苦しみを重ねる日々ばかりだったと思う。その苦しみを紛らわさんとばかりに安易な快楽を積み重ねた日々だとも…

痛み

流石に耐え難い痛みが降りかかってきたため、ここに残したい。 最早遠い過去以外の何者でもなくなった、私に巨大な跡を残したあなたが、人生を次のコマへと進めるらしい。人伝てに聞いた。 そうだ。もうあの人は私の何者でもない。そして私はあの人にとって…

価値の源泉、この頃頭を渦巻いていること

この頃頭を渦巻いていること。 ①25歳という年齢 今年、25歳になる。これで四半世紀生きたことになる。 「25歳という年齢」はもっとさまざまな決断や選択を迷いなくできるものだと思っていたが、そうでもないらしい。 日々強烈に迷い、明日を諦めてしまいたく…

思考停止

何故だか、うまく思考出来なくなっている。 目の前にやらねばならないことが溜まっていくのに、心臓ばかりがバクバクと速度を速め、次にどうすればいいのか分からなくなってしまう。 逃げたい、逃げたいという気持ちばかりが浮かんでは沈み、私には価値がな…

冷たくもなくなった指先

虚空をさまよう指先はスマートフォンの上を滑った。全てがわたしの胸へと突き刺さる。返ってくる。 微量のアルコールは毒にもなりきれず、脳と目の前が煙るような感覚に襲われた。 愛とは?愛の形とは?少しずつ変わっていく。わからなくなってしまってから…

季節の変わり目には魔が潜んでいると思う

凡庸すぎる悩みだとは理解しているが、季節の変わり目が苦手だ。特に、冬から春への移り変わりが苦しい。 全身の血が浮くような、重心が数十センチ上にズレてしまうような感覚に襲われる。体の内面がガタガタと音を立てて揺れている。継続的に半端な興奮状態…

「藍色無声」を聴いて

大変遅ればせながら、indigo la endの「藍色無声」というアルバムを聴いた。 キラキラと輝く大好きな曲たちのインストゥルメンタル。一つ一つの音が体に染み渡っていく。声が無いからこそ見える世界があって、こんなことまでしいたのか、という発見とともに…

雑記0202

ルッキズムと、ルッキズムに毒されている自分に嫌気がさして、もう限界を迎えそうだ。 自分の感性に水をやって来たつもりでいたのだが、この有様はいったいどういうことなのだろう。 どんなに善人ぶったって、外見に囚われてしまう。そもそもこの考え自体が…

24回目の始まり

あっという間に24回目の年が始まった。去年のことを少し思い出してみようと思う。 ・世間のざわめきに耐えられず、心身に不調をきたしていた。社会にまともに溶け込んで数ヶ月の中、私たちの2020年を壊したウイルスに直面し、右往左往するばかりだった。 加…

雑記1027

脳裏によぎるぼんやりとした哀しみどんなものにも終わりが来る、それがとてつもなくこわいあいしているもの、ひと、ことすべて少しずつしんでいく僕はたまらなくかなしくて、胸がちぎれそうだ 母と手を繋いで歩いたスーパー駅前のパン屋ジンジャーエールの瓶…

怒りや、諦めといった類のもの

時々自分を見失うほどの怒りに囚われる。 叫びたくなってしまうような、握り潰したくなるような強い怒り。 協力や共助は名ばかりで、あらゆる主体がそれぞれの拡大再生産だけを考えているこの世界では、弱者や新しい概念だけでなく、暴力性や無神経が認めら…

何者でもないことに耐えられるだろうか

自分は特別ではない。そう気づいたのはいつだったろうか。 そして、それを苦しいとは思わなくなったのもまた、いつ頃からだったろうか。 なまみの私にはなんの魅力もなくて、それを突きつけられたような学生時代。 頭脳明晰ではなく、エネルギーに溢れるわけ…

明文化

唯一の抵抗 頑張ろうとしないで頑張れる人には一生勝てない、そして楽しんでいる人にはもっと勝てない そして勝ち負けではないと思える才能 いつから「奪う」「奪われる」でしか思考できなくなっていたのだろう 「日本人は他人が得をすることに嫌悪感を覚え…

雑記 200301

どんな理由であっても、どんな目的であっても、自分がやりたいと思うものに胸を張って時間を費やすのは、気持ちがいいことだと思う。 言わせておけばいいじゃないか。 下手くそ、何のために続けているのか、まだやっているのか、センスがない、そしてそれら…

停滞ではなく、中長期的課題

復た、ひとたらしについて考えたくなった。 ひとたらしとおくりものについて。 唐突では歯が浮くようだ。 最大公約数では味気ない。 かといって覚えが良すぎるのも薄気味悪い。 適切な距離感を深く深く突き詰め、それをさも考えていないかのように振る舞う。…

冷えているのか、当たり前か

噛み合わないことに感じるストレス。 ペースを乱されることに焼け付くような思いをする。 だが、平均値を取れば、ある一定の粗暴さは価値になるらしい。 意味不明だと言ってしまえばそれまでなのかもしれない。

ひとり、ありえない妄想、ひとり

皆きっとそうなのだと思う。思わせてほしい。 みんな、何かに託けて、縋って、紐づけていないと駄目になってしまう。 ひとりで走っているつもりでも、何かに寄りかかっている。 何かを蔑ろにして、その事実に蓋をして、気づかないふりすらしない。 ひとりで…

心の根っこが腐っている感覚。 今まではそれに焦りを感じていたが、今はなぜか落ち着いて受け止めている。 自分が舵取りをできるようにならなければならないとは分かっていても、どうしても楽な方に寝そべってしまう。 何故だろう?この心の有様は一体何なの…

日常、根底が少しずつ変わっていく

プレートの緩やかな動きのように。 少しずつ地盤が動いて、変わっていっている感覚がある。 変わりたくて、足掻いて、騙されて、利用されて、傷ついてやっと少しだけ変わることができた2年前とは全く異なる感覚だ。 学ぶだけの付け上がっていた存在から、立…

死にたい気がしているだけの現代人

文字通り、私たちは死にたい気がしているだけなのだろう。 命が断たれてしまうことに恐怖が無い訳などない。むしろ生き続けていたいとすら思うくらいだ。 だが、それと同じくらい、生の実感が得られない時、身の毛もよだつような恐怖心でどうしようもなくな…

大事に出来るものの範囲、脳のメモリ、行動ターン制限

ごく限られた範囲のものしか大事にできやしないだろう。 良い意味でどうでも良い関係を積み重ねる。その繰り返しがはたらくことだったりするんじゃないか。 だからこそ過敏になってしまう人がつまはじきにされる。 彼らは彼らの哲学で、柔らかく、優しく在ろ…

98の計画、1の根性と、最後は感情

死ぬほど大事なことを教えてもらった。 半端な表現者気取りはどこにもいけないということ。 広く、深く物事を見通すこと。 愛情を込めてお願いすること。 物事が100で満ちるなら、98の計画、1の根性と、最後は感情のコントロールで成り立つということ。 被害…

何だって良かった存在

何だっていい。胸を張って時間を費やせるなら。 何だって良かった。自分を疑わずに、思わずやってしまうようなことなら。 今なら、今の心ならきっと走ることができる。 転げても、細かく諦めても、結局何も変わらなかったとしても、いいじゃないか。 今こう…

ジリジリと削られていく日常

きっと、全ては自分の価値観に起因していることなのだろうと思う。 無条件に愛されてきた、無意識に縁を繋げることができる人間とは何もかもが噛み合わないのだ。 ずっと考えていた。人間関係は利害関係だと。 だからこそ、自分が時間をかけたいと思った相手…

インスタントな悦び、理想の定義

何になりたいのか。 何処へ行きたいのか。 きっと心の何処かで他人任せにしている。 このまま慎ましく行きていれば、それなりの評価をしてもらえて、それなりのポジションについて、ゆっくりと人生を閉じていける。 そんな風に安心している部分がある。 日常…

肌の下にある冷徹

新しい環境に踏み込んで改めて理解したこと。 人はメリットがなければ動かないということ。 第一印象だとか見た目ってやつは、新しい環境ではとても役に立つ。 それに苛立って怒り狂っているようでは、とても生きていくことなどできないということ。 全ての…

It's just difference point of view

20年やそこら生きてきて、若造なりの酸いも甘いも経験して、今朝ふと思った。 結局、視点の違いでしかない。 当人を取り巻くあらゆるものが視点を形成し、物事の全てはそれを通して観察される。 悪意なき純朴なのだと思う。 視点の根底にある環境や価値観を…

台風一過、日常へ帰る

台風なんか無くても、私たちの日常は充分すぎるほどに壊れていると思う。 毒されている。見えなくていいはずのものに触れる日々。習慣的に他人の独り言が見えるなんて、改めて考えてみれば恐ろしいことじゃないか。 何かに託けて其れを正当化する。もはや存…

透き通った空気を掻き分けて

戸を開けると、冷たい風が体を包んだ。 夏の後ろ姿はもう彼方へと過ぎ去ってしまったようで、思わず胸が締め付けられた。 こんなにも跡を濁して終わる季節があるだろうか? そんなことを考えながら、環状7号線の傍、歩みを進める。 10月1日から、正式な形で…