日常、根底が少しずつ変わっていく
プレートの緩やかな動きのように。
少しずつ地盤が動いて、変わっていっている感覚がある。
変わりたくて、足掻いて、騙されて、利用されて、傷ついてやっと少しだけ変わることができた2年前とは全く異なる感覚だ。
学ぶだけの付け上がっていた存在から、立場が、環境が変わって、それはそれで打ちのめされ続けているけれど、確実に今までとは違う方向に伸びている。
ずっと意識し続けていた、「自分の中の関数を育てること」ができている。
ある入力があった時、それを極めて細かく分解していく。
自分のやらなければならないことは何か。人に頼まなければいけないことは何か。いつまでに成し遂げなければならないか。どういう言葉なら伝わるか。何回説明すれば理解してもらえるか。納得してもらえるか。
そして、私はその入力を通じて何を期待されているのか。その期待に対して納得感を見出すことができているか。
挙げればキリがないけれど、今まで「奪われるかもしれない」と思って没頭できていなかったことが、全て自分次第だと理解できた。
寄せては返し、せめぎ合いはあるけれど、その中でも前に動いている。緩やかに。