覚え書き

有象無象の社会人のうちの一人が考えを整理する場所です。同じようなことを考えている方の役に立てれば幸いです。

2年ぶりに書いてみようと思う

○大分時間が空いてしまった

前回の更新日を見ると、「2017-9-30」の表示が。恐ろしいほどに時間が経っている。

「自らの拙文を許せず…」という訳ではなく、単に自身の考えをまとめられずにいた。

その証拠に、iPhoneのメモには書きかけの文章が溜まっている。

2年前よりは幾らか落ち着いた心で過ごせているので、また少しずつ、時間をかけて自分の考えをまとめて行けたらと思う。

少しでも人に見ていただいているという感覚があれば、自分の考えを整頓して発信しなければいけないという緊張感を持つことができる。

駄文ではあるものの、お付き合いいただける方がいらっしゃれば幸いだ。

○「ソフトパワー」か「企画力」か

最近、いや、大学生活の4年間で痛いほど感じさせられたことがある。

それは、「今後社会的に生き残っていくには、『ソフトパワー』か『企画力』のどちらかを持っていなければならない」ということである。

 

ソフトパワーについて

まず、「ソフトパワー」はもともと国際政治の領域で用いられる概念だが、身近な人間関係に落とし込んで考えてみると、人間としての魅力であったり、雰囲気や趣味などの指向性であったり、「人を引き付ける力」と理解できないだろうか。

自分は残念ながらソフトパワーを持っていない。いわゆる「人生ノーマルモード」である。ソフトパワーを持つ人間とは真っ向から勝負できないのである。

ソフトパワーを持っていない人間からすれば、「持てる人間」は恨めしい。「世渡り上手だ」とか、「狡い」などといって批判したくなってしまいがちである。

しかし、ソフトパワーを持っていない分、自分が戦略的にコミットした分だけ、成果をあげるチャンスがあるということである。

もちろん、この時には戦略がもっとも重要なポイントになってくる。これから始まる仕事、未来の人間関係、過去の友人との仲、家族・親戚との縁、自分の人生設計など、領域を分けて一つづつ練って行かねば戦えない。

さらに言えば、「ソフトパワー」で片付けてしまっている「人としての魅力」を自分なりに言語化することで、自分の戦略にも活かせるのではないだろうか。

 

・企画力について

現段階では、上記のソフトパワーに対抗できる手段は「企画力をつける」ことしかないと思っている。

ソフトパワーがある人々は、あらゆる機会に「呼ばれる」。ならば、もう自分が呼ぶ側に回るしかないと思い至った。

ある種、覚悟を決めたとでも言おうか。自分が大事だと思った人を必死に繋げて、それを続けることでしか、認めてもらうことなどできないのだ、と腹をくくった。

どこかのテレビ番組ではないが、「ボーッと生きてんじゃねえよ」ということである。

相手にボールを渡して勝手に拗ねるのではなく、大事な人からはボールを奪い続けなければいけないのだ。そのためには、企画力を高め、ソフトパワーを持った人間が集まりたくなるような物事を考え続けなければならないのだ。

 

・成功事例に学ぶ

以上のように、今、いや、今後の私の人生に必要なのは「企画力」である。それを高めるためには莫大な量のインプットが必要であると考えた。

まずは、成功事例に学ぶ。今は便利な時代で、あらゆる企画がインターネットという大海に浮き沈みしている。

それを手に取り、吟味できるレベルまで吸収する。そこで初めて、スタート地点に立てると思う。

幸いにも今は時間がある。社会に放り出される前に、齷齪と動いて見ようと思う。